




歴史ある薬品会社が運営する、新しいタイプの体験型コミュニティ施設。両国駅から程近い古いビルの1〜2階を改修して、誰もが身近に化学の力に触れて学ぶことができる場所として誕生。木造(一部鉄骨)の建物の構造補強を行いながら床を抜いて吹抜けを設け、古いものと新しいものが融合することで、楽しい化学変化が起きるようなデザインを目指した。機能的で規律正しい構成としながらもラフな仕上げで演出し、実験器具や黒板など懐かしいモチーフを散りばめることで、「新しいけど親しみのある未来」を空間化。化学実験室というイメージが持つわくわくを空間として再編集した。