




都内有数の大型公園である木場公園に面する5階建てのビル。その2〜5階で英語教育のプレスクールを経営するオーナーから、1階の利用方法について相談を受け、「親子カフェ」の提案を形にした。 かつて工場倉庫として使われていた1階部分は天井が高く、公園に面する壁はガラス張りとなっていたため、フロア全体が明るく開放的で、まるで外のような心地よさ。 そこで提案したのは、まるで公園のように、こどもたちやその親が思い思いにくつろぎ、交流し、楽しく時間を過ごせる場所をつくるということ。昨今の日本の公園で禁止されているさまざまなことが、ここでは思い思い実現できるような、「公園以上に公園的な居場所」になる事を願い、滞在時間が長い「親子カフェ」のデザインとプログラムの提案を行った。