老朽化や児童の減少により市内の4つの保育園が統合され、新たに定員250名の認定こども園が建設されることになった。児童によっては通園距離が遠くなりバス登園となるが、それをチャンスととらえ、今までの保育園では難しかった「小さな集団」「中くらいの集団」「大きな集団」を、園児が必要に応じて自由に行き来できるような施設を計画する。さまざまなスケールの世界が同心円状に広がり、まちやその外の大きな世界にひろがっていくような、行き止まりのないのびやかな建築とする。（2024年開園予定）