



田園都市線の渋谷駅~二子玉川間は、1907 年に玉川電気鉄道が多摩川の砂利輸送を目的として開通させた玉川線を起源とし、その後 1977 年 4 月に東急電鉄初の地下鉄「新玉川線」として開通、2000 年に田園都市線と新玉川線の路線名を統一し、現在の田園都市線となった。開通後 40 年以上が経過した現在、旧新玉川線の各駅では、まちの玄関である駅の存在感が失われつつあるため、新しい時代に相応しいローカルな地下駅(地域性をもつ駅)として整備し、再出発させるだけでなく、旧新玉川線の各駅がまちと一体となり、周辺地域の魅力や雰囲気を取り入れ、地域性のあるオリジナリティを表現しながらそれぞれが個性を高めていくことを目的として、駅リニューアルのためのガイドラインを策定した。